不眠症やとびひに発展!?ダニ刺さされのかゆみは薬で速攻対処

ダニに刺された部位には赤い発疹ができ、個人差はあるものの、多くの場合は激しいかゆみが数日間にわたって続きくので不眠症に陥る可能性も…。
また、かゆみが強いために刺されたところをかき壊しやすく、細菌による二次感染を起こすケース(とびひ)もめずらしくありません。

ここでは、ダニに刺された時の処方薬や市販薬による正しい対処法について紹介していきます。

ダニに刺されのかゆみの特徴

ダニに刺されると、猛烈なかゆみに襲われます。
しかも、痒みはすぐには引かずに、1週間から10日ほど続き、刺された痕はなかなか消えません。
蚊やブヨなどに刺された時のかゆみと、ダニに刺された時のかゆみは少し違うのですぐに気付くと思います。

眠れないほどの激しい痒み

ダニに刺されてしまうと、腫れ(赤色丘疹)と激しい痒みの症状が起こります。刺される場所は腕や首・太もも・腹部など柔らかい皮膚の部分に集中します。

蚊は、刺された時にチクッとした軽い痛みを感じますが、ダニは刺された瞬間は、痛みをほとんど感じません。

かゆみは非常に強く、日中も夜中も激しい痒みに襲われ熟睡できなかったり、寝てる間に無意識に掻き毟って「とびひ」になってしまうこともあります。

また、ダニの種類によってもかゆみが違います。

  • ツメダニ(人刺咬性)・・・刺されてから数時間から数日経ってから痒みが出る。
  • イエダニ(吸血性)・・・・刺されると、すぐに痒くなる。

長時間続く痒み

一般的に、蚊に刺された場合は、刺されてすぐに痒くなりますが、数時間経てば、痒みも赤みも治まります。
しかし、ダニ刺されの場合は、辛いかゆみが3日~10日ほど続きます。赤みもなかなか引かず、しばらく色素沈着の痕が残ることも。

かゆみや赤みがすぐに引かなければ、ダニに刺された可能性が高いかもしれません。

服に覆われている場所も刺されたらダニ刺されの可能性が高い

蚊は、服に覆われてない部分を刺すことがほとんどです。
しかし、お尻や太もも、腹部といった、服に隠れる部分に虫刺されの痕を見つけたら、それはダニによる可能性が高いです。

 

ダニ刺されのかゆみの対処法

ダニ刺されで辛くて夜も眠れないかゆみにはどう対処すればよいのでしょうか?

ダニ刺されに効く薬を処方薬と市販薬に分けて、よく使われる薬をご紹介していきます。

ダニ刺されのかゆみ処方薬

セレスタミン

かゆみと炎症を抑える効果があり、アレルギーの症状に処方されることが多い飲み薬です。

抗ヒスタミンとステロイドの合剤で、ステロイドが含まれているので、ダニのような強力なかゆみには大変有効です。

ステロイドと聞くと有害というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、容量を守って一時的な使用に留めれば、問題はありません。

その分、かゆみを抑える効果は抜群!症状を長引かせずに治療し、掻き傷によるダメージから肌を守ることもできますよ。

マイザー軟膏

合成副腎皮質ホルモン剤で抗炎症作用や抗アレルギー作用を示し、発赤、はれ、かゆみを一気に抑える場合には特に有効的です。

ステロイドは医薬品という高い効果を見込める反面、常習性がありリスクの高い製品です。

リバウンド症状が起きてしまう可能性が高く長期間継続せざるをえない状態に陥りやすくなりますので、状態が落ち着いた時には医師の指導のもと時間をかけて「脱ステロイド」をし、リバウンド症状に悩まされない皮膚状態を作り出しましょう。

ダニ刺されのかゆみ市販薬

ムヒアルファEX

かゆみに強くて、虫刺されに効果的なのはCMでもお馴染みのムヒアルファEXでしょう。

ひどい虫刺されにはこれが一番オススメです。
私自身も昔南京虫に刺されましたがこの時に大活躍したのがムヒアルファEXで、良く効きました。
ステロイドの強さは5段階中3番目で市販のものでは、最も強い部類に入ります。

また、メントールやカンフルなどスーッとする成分が入っているので、この清涼感によって、かゆみを緩和する効果がありますよ。

タクトプラスクリーム

かゆみ・虫刺され専用の塗り薬です。

デキサメタゾン酢酸エステルが赤みと腫れを抑え、クロタミトン・ジブカイン塩酸塩・ジフェンヒドラミン塩酸塩の3種類の成分がかゆみを抑えます。

痒みを鎮める効果が高いので、ダニや蜂、ブヨ、蚊などの虫刺されにお勧めです。

タクトプラスゼリー

清涼感があり、スーッとなじんでべたつかないゼリータイプの塗り薬です。

デキサメタゾン酢酸エステルが赤みと腫れを抑え、ジブカイン塩酸塩とジフェンヒドラミンの2種類の異なる成分がかゆみを抑えます。

発疹や赤みなど皮膚症状全般に使われる薬ですが、多少の副作用も生じるので注意が必要です。
以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。

  • 皮膚:発疹・発赤,かゆみ,はれ
  • 皮膚(患部):みずむし・たむし等の白癬,にきび,化膿症状,持続的な刺激感

まとめ

ダニ刺されがやっかいなのは、そのかゆみが激しく、長引く場合が多いという点です。

人によっては、刺された跡が残ることもあるようです。
そのため、ダニによる被害が疑われたら、なるべく早い段階でかゆみを抑える対策をとりましょう。
ステロイド外用薬を塗って、刺された箇所をかかないよう心がけて下さい。

とくに小さいお子さんでは、かき壊しに注意が必要です。
かき壊して細菌感染を起こし、「とびひ」をまねく危険性もあります。患部をかき壊してしまった場合には、細菌の繁殖を抑えるために、抗生物質が配合されたステロイド外用薬を用いると良いでしょう。

また、薬には処方薬と市販薬がありますが、処方薬の方がかゆみを抑える効果は強いです。そのため、医療機関から薬の処方箋をもらうことををお勧めしますが、「時間がどうしてもすぐに取れない!」という場合には、まず市販薬を使用するのがよいでしょう。
また、一度市販薬を使用して、かゆみが治まらなければ皮膚科を受診するのもよいでしょう。