ダニが原因でシックハウス症候群に!?今すぐ対策3つのポイントまとめ

「家族のために建てた夢のマイホーム」や「憧れのタワーマンション」も気密性の高い現代建築の構造上や科学物質などにより健康に影響をおよぼしています。

こんな症状ありませんか!?

  • 目や鼻の粘膜、のどの粘膜がチクチクする。
  • くちびるなどの粘膜が乾燥する。
  • 皮膚に紅斑(こうはん)、じんましん、しっしんがでる。
  • 疲れやすい。
  • 頭痛がしたり、気道の病気に感染しやすい。
  • 息がつまる感じや、気道がぜいぜい音を出す。
  • いろいろな刺激に過敏に反応する。
  • 目眩や吐き気、嘔吐をくり返す。

こんな症状に思い当たる場合はシックハウス症候群の可能性があります。
シックハウス症候群は、新築したばかりの家や、リフォームしたばかりの家、また職場が新しいビルに引越したとたん、上記の症状が出て、体の調子が悪くなる比較的新しい症状です。

しかし、シックハウス症候群もアレルギーの一種であり、家族のなかでも主婦や幼児に起こる確率が多く、家にいる時間が長いこと、体質的に抵抗力が弱いことなどがあげられます。

ここではそんなシックハウス症候群についてご紹介するとともに、化学物質のほかに後発の影響となるダニやカビに関する対策方法についても詳しくご紹介しています。

そもそもシックハウス症候群とは!?

建材や調度品などから発生する化学物質、カビ・ダニなどによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。

「シックハウス症候群」は、医学的に確立した単一の疾患ではなく、居住に由来する様々な健康障害の総称を意味する用語とされています。

シックハウス症候群の原因

住宅の高気密化などが進み、化学物質による空気汚染が起こりやすくなっているほか、湿度が高いと当然細菌、カビ、が増えてそれらを餌とするダニが繁殖しやすくなります。それだけではなく、一般的な石油ストーブやガスストーブからも一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などの汚染物質が放出されます。

たばこの煙にも有害な化学物質が含まれています。シックハウス症候群は、それらが
総合的に加味することが原因で起こる症状です。
人に与える影響は個人差が大きく、同じ部屋にいるのに、まったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。

シックハウス症候群のメカニズムは未だに解明されていない!?
意外にもシックハウス症候群のという症状は、どのようなメカニズムで起こっているのか十分に解明されていません。

家やビル・会社などの環境から離れると症状が軽くなったり消えたりするのに、また同じところに戻ると症状が出始める…こういった場合は室内の環境に左右されているといってもよいでしょう。

シックハウス症候群対策=ダニ対策!?

シックハウス症候群は、住原病や新築病などと呼ばれることもあります。
一般的には化学物質が引きおこす症状を指すことが多いのですが、ダニやカビが原因のアレルギーもシックハウス症候群に含めて考えられるようになっています。

そして、近年は学校での室内空気汚染による健康被害として「シックスクール」も問題として指摘されているのです。

ここで重要なのは化学物質等は入居前やリフォームの段階で業者等と綿密に打ち合わせする必要があり、後々になって改善が難しい点です。

反面、ダニなどの原因は今すぐに対策を講じることができ、シックハウス症候群を軽減することが可能だということです。

シックハウス症候群とダニの関係

ダニは人体を刺す以外にも、ハウスダストの一因として居住者の健康に大きな影響を与えることがあります。
特に耐性のまだない小さな子供がいる家庭では日常生活でカビ・ダニ発生の原因と思われる点を改善し、効果的なダニ対策を講じる必要があります。

またカビなども注意が必要で、カビはダニの餌となり繁殖を促すやっかいなもの。
そうしたカビ・ダニ対策では、湿度(空気中の水分)に気をつけることが大切です。

湿度が高くなると、カビが繁殖しやすくなります。
カビはダニの大好物ですし、カビそのものが真菌症、アレルギーなどの原因になります。

逆に、乾燥しすぎると、のどの粘膜を傷つけ、風邪をひきやすくなります。
そのため湿度は50%くらいに保つようこころがけましょう。

シックハウス症候群を防ぐ3つのダニ対策

以下ではダニやその餌となるカビ対策として今すぐ実践できる3つの解決策をご紹介します。
全てを一気に行えば効果的ですが、まずはどれか一つずつでも習慣にできるように日常生活に落とし込んでいきましょう。

ダニの餌となる防カビ湿度対策

キッチンや浴室、トイレなどの換気設備を活用して、汚れた空気を排気するとともに、ときどき窓を開けて新しい空気を入れましょう。
換気は、湿気の除去に有効ですので、カビ・ダニ対策に有効です。

また、ペット・タバコ・カビなどの臭気対策については、ニオイを発生させないことと頻繁に換気をすることが大切です。

そして、今どきの住宅は昔と違い高気密性能の高いものばかり。
強制換気システムを活用すると、室内空気と外気が入れ替わり、結露、カビの増殖をおさえることができますが、それらがない場合は窓を開けての換気をこまめにするように心がけましょう。

壁や窓ガラスなどの表面は、どうしても温度が低くなり、結露が起こりやすくなっています。
カビの育成=ダニの繁殖を未善に防ぐことが肝心です。

ダニ対策のための掃除を一工夫

ダニやダニの死骸、ふんなどがハウスダストとなりアレルギー、ぜんそく、皮膚炎、結膜炎などを起こしたり、これらの症状を悪化させることがあります。

また、食べかすや人間のフケなどはダニのエサにもなります。
このことから、こまめな掃除や洗濯により、ダニによる室内環境汚染を防止すること
ができます。

特にダニの格好の繁殖場所である寝具などは定期的に洗いにかける、または天気の良いに日には天日干しをしましょう。

ダニは50度以上で死滅するので、布団乾燥機や大型のコインランドリーなどを活用するのも対策として有効です。

ただ、そこまでの手間をかけられない方は以下で紹介するダニシートを活用すればそれ以上の効果を得られるのでぜひとも活用したいですね。

寝具や絨毯などはダニシートを活用する

素材としては、フローリングのほうがじゅうたんや畳より、カビ・ダニによる汚染が少ないことがわかっています。
ただし、床材や床塗料には化学物質を放散するものもあるので、その点も留意して素材を選ぶ必要もありますが、小さなお子さんや子供が居る場合には安全性も考慮して絨毯などは必要でしょう。

そんな時はダニシートを活用すれば、ダニの汚染を最小限に食い止めることができます。

また、このダニシートは絨毯意外にも、寝具や押入れ、ぬいぐるみやソファなど様々な場所でダニをおびき寄せ対策することが可能です。

新居やリフォームの前には化学物質もチェック

リフォームなどの前に、工務店や設計者と十分な話し合いを行い、自分の希望をしっかり伝えて材料選びを行うことが基本です。

今は多くのメーカーがシックハウス対策をほどこした商品を扱っています。
納得いくまで調査し、建築業者などと、シックハウス対策がほどこされた建材や接着剤の使用について話し合うことが大切です。

厚生労働省の対策ページをチェック
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124201.html

まとめ

シックハウス症候群は現代的な症状の一つといえ、気密性の高い住居やより良い住環境を求めるがゆえに引き起こされるものです。

科学物質などはシックハウス症候群を引き起こす前に未然に対策しなければいけませんが、ダニやカビなどの対策は起こってからの対策は可能です。

まずは、疑わしい症状を発見したらダニやカビ対策を徹底的に行いましょう。